バスドラム（キックペダル）の踏み方【ドラムレッスン２】ドラム初心者に分かりやすく徹底解説

ドラム初心者上達プログラム

■Lesson２
バスドラムの踏み方

キックペダルのコントロールについては、７から８割のドラマーが苦手意識を持っているようです。

キックペダルをコントロールできないと、ビートどころかドラム演奏全体のバランスが崩れてしまいます。

Lesson２でしっかりバスドラムの踏み方を覚えておきましょう。
バスドラムの踏み方にもいくつかの種類があります。

■ヒールアップ奏法

最もよく使われる奏法がヒールアップ奏法です
ヒールアップ奏法は、足のカカトを上げて構えます。

ビーターはいつもバスドラムヘッドに押しつけたままになっています。

パワーのある力強い音を鳴らすことが出来きる奏法です。

ヒールアップ奏法の注意点は、足を持ち上げる時にキックペダルのフットボードから足の裏が離れてしまわないように気をつけて下さい。

足の裏とフットボードが離れてしまうと、フットボードが上下してしまいます。
狙ったタイミングで踏み込むことが出来なくなってしまいます。

例えば、フットボードが下に動いている時に踏み込んでもバスドラムの音は鳴りません。
瞬間的に離れる事は多々ありますが、瞬間的の場合、フットボードに逃げられる事はありませんので大丈夫です。

フットボードと足の裏が離れないためのコツ
足を持ち上げる時に、足の太ももを使って持ち上げてしまうと、フットボードから足の裏は離れてしまいます。太ももを使わずに持ち上げる方法は、足首を使ってフットボードを蹴り上げながらジャンプさせます。この動作に慣れることで、フットボードと足の裏は離れなくなり、いつも安定したバスドラムサウンドを鳴らす事が出来ます。

■ヒールダウン奏法

ヒールダウン奏法はカカトを下に付けたままつま先で踏み込みます。この奏法はスネの筋肉が鍛えられて、足首のコントロール力を高めてくれます。
小さい音を鳴らす時に有効な奏法です。

また、ビーターを打面から離す事も簡単に出来ますので、バスドラムのオープンサウンドを鳴らす事も得意とします。
バスドラムのオープンサウンドとは、キックペダルを踏んだ瞬間に、バスドラムヘッドからビーターを離して、バスドラムの音がミュートされないサウンドです。

ヒールダウン奏法の注意点は、フットボードから足の裏が離れてしまわないようにする事です。フットボードと足の裏が離れてしまうと、キックペダルをコントロールすることが出来なくなってしまいます。
少しづつスネの筋肉が鍛えられて足首が器用になってきます。
足の持ち上げる具合をコントロールすることが大切です。

次は、シングルペダルで２回音を鳴らす、ダブルを踏む時の奏法です。

■スライド奏法
スライド奏法は足をスライドさせて２回音を鳴らします。
１打目が少し小さめの音になりますが、人間味のあるダブルサウンドを鳴らすことができます。

■ヒールトー奏法
ヒールトー奏法は、１打目をカカト、２打目をツマ先で踏んで鳴らします。
１打目と２打目の音量を揃えやすく、力強いダブルを鳴らす事ができます。

バスドラムのコントロールをマスターすることが、かっこいいドラム演奏への近道です。

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