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パラディドル

【完全マスター】パラディドルのコツと種類|アクセント移動とドラムへの応用

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世界のスーパードラマー達が使いこなすルーディメンツ。
そのルーディメンツの中でも最も基本で最も使われるルーディメンツであるパラディドルについて徹底解説します。
初心者の方にも分かり安いように丁寧に説明していますので是非読んでみて下さい。

シングルストロークとダブルストロークを練習した後、真っ先に覚えるであろうパラディドルは、使い方によって様々な種類のフィルインを生み出すことが出来る最高に魅力的なルーディメンツ!

最初に覚える基本ルーディメンツであり、一生使えるルーディメンツでもあります。

パラディドルルーディメンツを覚えて使いこなす事で、ドラムの演奏力は激的に向上します!
ここで理解を深め、しっかり練習してマスターしましょう!

パラディドルとは

1.パラディドルとは
パラディドルとはシングルストロークとダブルストロークを組み合わせたルーディメンツパターンです。

パラディドルのパラはシングルストロークを指し、ディドルはダブルストロークを指します。

そして使用頻度は最も高いルーディメンツ言っても良いのではないでしょうか。
パラディドルを習得してみないと、このルーディメンツの魅力を知る事が出来ませんので、是非習得して頂きたいと思います。

パラディドルを習得する事で、動画を見ても何をしているのか分からなかった演奏が、まるで手に取る様に瞬時に手順を見抜く事が出来るようになります。

パラディドルを知る事で、ドラム奏法の多くの謎が解明される事でしょう。

ルーディメンツの種類はこちらの記事
  

パラディドルの練習方法

2.パラディドルの練習方法
パラディドルの練習方法について私なりのオススメ練習方法を解説いたします。

ここでは、シングルストロークとダブルストロークを習得している事を前提として解説を進めます。
シングルストロークとダブルストロークがしっかり身についていないとパラディドルを習得する事が出来ません。
シングルストロークとダブルストロークを習得していない方はこちらの記事を読んで習得して下さい。

シングルストローク練習方法は
こちらの記事


シングルストローク練習方法は
こちらの記事
ルーディメンツ初心者の方にとってはパラディドルは独特な手順でありとても複雑に感じるでしょう。
パラディドルという高い壁になだらかな階段を掛ける事で、この大きな壁を超える事が出来ます。
始めにお伝えしたい事は、誰でも必ず出来ますので諦めないで下さい。
ここから1歩ずつ丁寧に解説させて頂きます。
■パラディドルの構造を知る

左右右右左左

パラディドルの手順はこのようになっております。
赤い部分はアクセント(大きい音)のタイミングです。

右手アクセントで始まる場合は右手アクセントに3音をプラスして4連打になっております。
この3連打の後半の2打は右手のダブルになっています。
つまり、右手アクセントで始まった場合は右手ダブルで終わり、左手アクセントで始まった場合は左手ダブルで終わる
写真のシングルパラディドルの場合、アクセントは右手、左手交互に入れ替わります。
この手順を繰り返しているのがパラディドルの手順です。

■スティックの高さ

左右右右左左
H L L L H L L L

で表記した個所はアクセントです。
スティックを高くまで上げるハイポジションをH、スティックを低く構えるローポジションをLで表記させて頂きました。

アクセントで大きい音量を出す為の準備はスティック高く上げてをハイポジションに構えます。
ゴーストノート(小さい音)で小さい音量で叩く為の準備はスティックを上げずに打面から3㎝ほどの高さ、つまりローポジションに構えます。

アクセントはスティックを高い位置から、小さい音はスティックを低い位置から振り下ろす事で明確な音量差を付ける事が出来ます。

テンポは超スローでメトロノームを鳴らして下さい。
超スローテンポの方が練習効果絶大です。
スティックの高さを気にしながら、パラディドルの手順を繰り返し練習して、叩く順番とスティックの高さ(ポジショニング)を体に覚えさせましょう。

スティックの高さを気にしながら練習する事で、大きい音の前はハイポジション、小さい音の前はローポジションという準備動作を体が覚えます。
そうする事で、自分が歌ったフレーズに対して無意識で的確なポジショニング(叩く準備)が出来るようになります。

■パラディドルを分解

1の練習を経てスティックの高さが揃ったら、ルーディメンツ手順を分解して片手のみの練習方法を作ります。
片手のみで練習する事により、より効率的に1つの感覚を強く感じ取る事が出来ます。

★右手パターン
左右右を分解して左手を無くして右手のみのパターンを作ります。
つまり
・右右(ッタタ)
という状態になります。

★左手パターン
右左左を分解して右手を無くして左手のみのパターンを作ります。
つまり
・左左(ッタタ)
という状態になります。

分解したパターンを片手ずつ練習するのですが、今度は指の使い方をご説明いたします。
ッタタ
アクセントである赤色で表記したシングルストロークを叩く時のポイントは
指をしっかり握り込んでスティックをローポジションに止める
これめちゃくちゃ大切です。
一番のパラディドルのコツです!
何故なら、ここでしっかり握る事によってしっかりアクセント(大きい音)を鳴らす事が出来ます。
また、しっかり指を握り込むことによってスティックがローポジションで止まり、指を握った状態だから次の動作のダブルストロークがやり易くなるのです。

1打目のシングルストロークで指をしっかり握り込む事が、アクセントを付けると同時に次のダブルストロークの準備になっているのです!

次に、1打目のアクセントで握り込んだ指を開きながら手首でスティックを打面に落とす、そして開いた指を直ぐにもう一度握る事で2音鳴らします(ダブルストローク)

後半の2打をしっかりダブルストロークの奏法(手首で1打目指で2打目)で2回打っている事が重要!

最初は片手ずつ練習して下さい。
綺麗な音になって来て慣れてきてから、左右交互にッタタッタタと練習します。

■パラディドルを再度合体

分解したパターンの動作が綺麗な音でスムーズにスティックコントロール出来てきたら、再度パラディドルパターンを合体します。

ここでも段階を踏んで練習しましょう!

まずは右手パターンのみ
左右右

そして左手パターンのみ
右左左

この時、4打ずつ練習する訳ですが、頭の中で意識するのは1打目のアクセントのみにしましょう。
残りの3打は無意識で動くように、残り3打は1打目アクセントのシングルストロークの勢いで叩いている感覚で練習すると効率よくスピードアップする事が出来ます。

パラディドルを速く演奏している時の頭の中では、・・・・・・・・・・・・といった感じでアクセントのみを強く歌っています。

ここまでの感覚を掴み取れてから、パラディドルを全て合体して練習して下さい。

BPM(テンポ)180まで綺麗に演奏できるようにしておけば実戦で万能に対応できます!

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BPM(テンポ)140の壁

3.BPM(テンポ)140の壁
メトロノームを使ってパラディドルを練習していると、人によってマチマチですがBPM(テンポ)140付近に大きな壁があります!!

何故かこのBPMからは全く出来なくなってしまう壁があるのです!!

スローのパラディドルと手順は同じでも、感覚と手の使い方が別物になります!

ここからは歌い方を変えて手の使い方の感覚を変える必要があります!

この壁にぶつかるまでのスローテンポでは、丁寧に一打一打しっかり把握しながら叩いてこられたと思います。
頭でしっかり把握しながら練習する事は上達に直結しますのでとても大切です。

ここからは次のポイントを守って練習して頂きたいのです。

体の中でタタタタタタと歌っていた歌い方を
・・・・・・に切り替える必要があります。
こうする事によって、前項でも解説したように4連打のうちの残りの3打を、1打目のアクセントシングルストロークの勢いで叩いている状態を作る事が出来るのです。

スローテンポの時は多くの方が、全てのストロークを手首で4打叩いていたのではないかと思います。
これはこれで手首の良い練習になりますので続けて下さい。

しかし、テンポを速くした場合は少し事情が変わってきます。
手首で2打叩いているのは、ダブルストロークではなくシングルストローク2回という事です。
ダブルストロークは手首で1打、2打目は指で鳴らします。

つまりパラディドルのディドルの部分をダブルストロークの動作で鳴らす必要があるのです。

前項の練習方法をしっかり理解してコツコツ続ければ必ず超えられる壁です!!

BPMテンポ140の壁とは、手首の動作だけでは追いつかないBPM(テンポ)であるという事です。

目指せBPM180!!
パラディドルの種類

4.パラディドルの種類
パラディドル手順の叩きだすスタート位置を変える事によって、様々なパラディドルに変化し、それぞれに呼び名がありますのでご紹介いたします。
■1打目スタート
RLRRLRLL

シングルパラディドル

■2打目スタート
LRRLRLLR

インワードパラディドル

■3打目スタート
RRLRLLRL

リバースパラディドル

■4打目スタート
RLRLLRLR

ディレイドパラディドル


パラまたはディドルの回数を増やす事によってさまざまパラディドルに変化!

■パラディドルディドル
パラディドルにディドルを1つ付け足したパターン

■ダブルパラディドル
パラディドルにパラを1つ付け足したパターン

この他にもパラを2つ付け足せばトリプルパラディドルになり、ディドルを2つ付け足せばパラディドルディドルディドルとなります!

基本のパラディドルをマスターした後には、ここでご紹介したパラディドルに挑戦してみましょう!

パラディドルの使い方

5.パラディドルの使い方
パラディドルはビートやフィルインの中で最も多用されるルーディメンツです!
私の奏法解説動画の中からパラディドルを使ったフレーズを数種類ご紹介いたします。

パラディドルを使えるとドラムの楽しさは10倍増!!

1.パラディドルを応用して作ったパターン


2.シングルパラディドル、インワードパラディドル、リバースパラディドルを使ったパターン

3.シングルパラディドルとインワードパラディドルを組み合わせたパターン


4.パラディドルディドルディドルを使ったパターン

5.シングルパラディドルを使ったパターン

6.シングルパラディドルを使ったパターン


7.シングルパラディドルとパラディドルディドルを使ったパターン


まとめ

6.まとめ
パラディドルを取得する方法は、ここでご説明させて頂いた練習方法を守って、大切な感覚をしっかりと感じ取りながら練習に打ち込む事です。

★パラディドルのコツ


アクセントとそうでない部分のスティックの高さにしっかり高低差を付けて音量差を出す。


1打目のアクセントで指をしっかり握り込む

1打目のアクセントの後スティックをローポジションで止める
 
ダブルストロークは手首で叩きながら指を開く
指を開いた後にリバウンドして戻ってきたスティックを握る

他の記事にも何度も書いてしまい申し訳ないのですが、練習するテンポは余裕を持って出来るテンポで練習して下さい。
テンポが速いと感じ取るべき大切な感覚を感じ取れないため上達する事が出来ません。
スティックをどのようにコントロールしているのか、頭の中で全てを把握できるテンポで練習する事が上達への1番の近道です。

少しずつテンポを速くすることで、手首や指は確実に器用になっていきます。
テンポが速くても音が荒々しいと使える場所が無くなってしまいますので、粒の揃った綺麗な音で練習する事が大切です。
目指せテンポ180!

パラディドルの使い方についてはいかがでしたでしょうか?
パラディドルを演奏に取り入れる事で、カッコいい演奏が容易に出来てしまうのです。

しかし、私も直ぐに出来たわけではありません。

毎日コツコツ練習した結果手に入れられた賜物ですので、諦めずに毎日少しずつ大切な感覚を感じ取っていってください。

日々努力して手に入れた技術は簡単に真似されてしまう事はありません。
努力した人だけが使う事の出来る武器になります。
結果を急がずにコツコツ練習しましょう。

皆さんのドラムライフがより豊かになる事を願います。
バスドラムペダルの踏み方は

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