☆DRUMMER☆彡
DARYL Mcdonald profile
こちらの動画のバスドラムは全てシングルペダルで演奏しています!
特に56秒から59秒まではツインペダルを連想させる様なフレーズです!
バスドラムのサウンドはリズムの心臓ともいえる最も重要なリズムのかなめです!
しかし!!
多くのドラマーが自分はキックの才能が無いと思っているようです。
実際に昔は私もそう思っていました。
その理由は、手はルーディメンツ基礎練習をするとみるみる上達するのにも関わらず、足は上達していかないからです。
何故足は上達しないのか?
理由は簡単でした。
手の動かし方については効果的な解説が何処にでも転がっているのに比べ、足の動かし方についての効果的な説明と練習方法が無いのです。
詳しい説明が無いため練習方法も見つからず練習不足になります。
上達するスピードが手に比べ足は遅いため、ほとんどのドラマーが足の才能が無いと思ってしまっているのです。
手より足の方が情報量と練習量が足りないだけだから仕方ない!
これで納得するはずありません汗
これに気づいた私は、多くのドラマーの足の動きを研究して色々してやっと
独自の足の練習方法を作り上げました。
そして、作り上げた練習方法を自分の足を実験台に実践して
大きな成果を出す事が出来ました。
目 次
ペダルの踏む場所とバスドラムの音・踏み心地
それぞれの音質を理解して使い分けられるようになりましょう。
1.一番奥
一番最奥の部分を踏むと、パワーが弱いためバスドラムの胴鳴りは少なく、ビーターがヘッドに当たるアタック音の方が目立ち細い音質です。
キックペダルの踏み心地は、軽くてフットボードが足の裏に吸い付く感覚が強く、慣れないとコントロールが難しいです。
2.真ん中の少し上
この部分が皆さんが通常メインで踏んでいる場所です。アタック・胴鳴り共にバランスよく鳴らせるポイントです。
キックペダルの踏み心地は、キックペダルの素直な感触で踏めるでしょう。
3.一番下
一番下はアタックによりもバスドラムの胴鳴りが増強されます。太い音で鳴らしたい場合はペダルの下の方を踏むと効果的です。
キックペダルの踏み心地は、踏む場所を下げれば下げる程重くなります。
しかし太い低音が魅力です。
ヒールダウン奏法
ヒールダウン奏法は、足のカカトをペダルにくっ付けたまま足首の動きを使ってペダルを踏む方法です。
フットボードを踏む動作の中で、足の裏がフットボードから離れません。
フットボードから足の裏が離れるほど足を上げるのは間違いです。
下方向い動いている時にペダルを踏みこんでもフットボードが逃げてしまい踏み込めず、バスドラムが鳴りません。
つまり、足の裏が離れてしまうとフットボードをコントロールできず、狙ったタイミングに音を鳴らせなくなってしまうからです。
それから、必要以上に足を上げると、フットボードがカムにぶつかってカチカチ音が鳴ってしまいます!
カチカチ鳴らないようにしましょう!
このヒールダウン奏法の特徴はバスドラムサウンドの細かいニュアンスを踏み分ける事が出来ます。細かいニュアンスを表現するジャズドラマーに好まれる奏法ですね。
ジャズドラマーが使うあれね?おれはロックやるからいいや!
って言ってるドラマーが多いですね!
私も昔はそう思っていました。。。。
この奏法を使っていると足首がとても器用になってきます。
細かいタッチだけでなく、キレのある大音量のバスドラムサウンドを鳴らせるのも足首です!
足首だけでバスドラムを鳴らせれば、ヒールアップ奏法にした時に足全体の動きが加わるわけですから、キレのあるド迫力のバスドラムサウンドが鳴らせる事は間違いなしです!
ヒールダウン奏法は細かい演奏を必要とするJAZZドラマーに多く使われる奏法ですが、絶対にロック系ドラマーも使った方が良いと思います!
キレのある大迫力のバスドラが無ければロックは成立しません!
初めのうちは足のスネがパンパンに張ってしまって辛いと思います。
そしてバスドラムにパワーが乗らず気持ち良い音量は鳴らせないでしょう。
ここでつまらないから辞める人がほとんど!!
しかしヒールダウンをやりだして2週間もすれば、慣れてきてスネの張りは不思議と全く気にならなくなります!
バスドラムの音量も大音量で鋭く踏める様になってきます!
足首が器用に動かせるようになれば全てのキックペダル奏法に優位に働きます。
ドラマーのジャンルを問わず日頃から意識的に多用する事をオススメします。
ヒールアップ奏法
多くのドラマーが最もよく使うのがヒールアップ奏法です。
カカトを上げた状態から足を持ち上げて足全体を使ってペダルを踏みこむためパワーを稼ぎやすく、バスドラムを大きな音で鳴らす事が容易に出来ます。
フットボードから足の裏が離れるほど足を上げるのは間違いです。
下方向い動いている時にペダルを踏みこんでもフットボードが逃げてしまい踏み込めず、バスドラムが鳴りません。
つまり、足の裏が離れてしまうとフットボードをコントロールできず、狙ったタイミングに音を鳴らせなくなってしまうからです。
それから、必要以上に足を上げると、フットボードがカムにぶつかってカチカチ音が鳴ってしまいます!
カチカチ鳴らないようにしましょう!
とてもシンプルな動きのようですが、バスドラムを大音量で鳴らす為には大切なポイントがいくつかあります。
まず、一つ目のポイントは足の上げ方です!!
太ももを使って足を上げている方が多く見受けられますが、実は太ももの筋肉はほぼ使いません。
それから、太ももを使って足を上げようとすれば、上半身がバランスを崩してしまいます!
ではどうやって???
足首を使って足を持ち上げます!
足首でどうやって?と思う方もいると思いますが、本当に足首で足を持ち上げます!
その方法は、ペダルに足を置いたままつま先立ちをするように高速で動かします。
ピョンって跳ねます!
瞬間的にで良いんですよ!カエルのジャンプみたいな・・・・・・そんな感覚です。
その瞬間的な動きがキレのある音に繋がります。
バスドラムの音とタイミングの良くない人に多く見られるのが、ビートの演奏中に前々から足を上げて踏む準備をしている人!
絶対に真似しないでください!
準備は直前まで待ってからやりましょう。
ピョンって!
次にキックペダルを踏みこむ時は、足全体をキックペダルに落とします。
そして、足首は動いてないように見えますが瞬間的に足首で踏み込んでいます。
この足首の動きがバスドラムの迫力のある胴鳴りに繋がります。
上記のご説明でお気づきかと思いますが、ヒールアップ奏法でも最も大切な役割を担っている部位は足首です!
足の場合は手と違って指は短すぎて使えないので、手でいうストロークの最後に指をギュッと握ってドラムを鳴らす役割などは、足の場合は全て足首で補っています!!
ヒールアップ奏法でキレのある大迫力のバスドラムサウンドを鳴らす為には、足首の動きを主導とするヒールダウン奏法の動きが必要です!
太くてキレのあるバスドラムはリズムの心臓です!
深く追求して練習する価値は大ありですね!
ダブル編 スライド奏法
ダブルキックには大きく分けてスライド奏法とヒール・トー奏法の2種類があります。
ここではスライド奏法の動きを見ていきましょう。
つま先立ちをする様に足首が伸びきっている状態です。
2打目は引いた足をもう一度前に滑らせながら、足全体をペダルに落とします。
スライド奏法の特徴は、1打目と2打目の音量差を付けやすいところです。
ツインペダルで踏んだ様な強い2打ではなく、良い具合のダイナミクスを付けながらソフトなバスドラムサウンドを得る事ができます。
スライド奏法は音粒を揃える事は苦手ですが、心地よい音量差を付けられる優れた奏法です。
苦手なドラマーが多いダブルキックですが、一つ試して頂きたいことがあります。
フットボードと靴の裏側の摩擦を無くす事でスライド奏法がスムーズに踏める様になります。
試しにこのアイテムをキックペダルのフットボードに吹きかけてみて下さい。
私はこの裏ワザを使っていつもノンストレスでバスドラムが踏めています!
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ダブル編 ヒール・トー奏法
ヒール・トー奏法はその名の通り1打目はヒール(カカト)2打目をトー(つま先)で踏み込む奏法です。
この奏法の手順は以下の通りです。
1.準備
まずはこのカカトを上げるクセを付ける事がヒール・トー奏法の第一歩です!
慣れるまではカカトでフットボードを踏んで音を出して下さい。
慣れてくると、カカトを落としながら足の指の付け根と土踏まずの間辺りで踏める様に
なってきます。
そして、カカトを落とすと同時につま先側を持ち上げます。
つま先を上げた時にフットボードがリバウンドして足の裏に吸い付いてきます。
つま先を持ち上げるのでオープンストロークが容易に出来ます。
3.つま先で踏み込む
リバウンドして足の裏に吸い付いてきたフットボードを、カカトを持ち上げながらつま先で踏み込みます。カカトが上がっていてヒール・トー奏法の準備が完了しているので、また直ぐにダブルを踏む事も可能です。
ヒール・トー奏法の特徴は、1打目と2打目の音粒を揃えやすいところです。
ツインペダルで踏んだかの様な音粒の揃った力強いダブルキックを踏む事も出来ます。
クローズサウンド
バスドラムヘッドを打った直後、そのままビーターを押し付けてバスドラムの鳴りを止める奏法がクローズサウンドです。
タイトで締まったバスドラムサウンドを求める時はしっかりビーターを押し付けてみて下さい。
また、バンドアンサンブルで曲中に全員でブレイク(音を切ってビタ止まり)する時はクローズサウンドを使うと、音切れが良くとても有効的です。
クローズサウンドでダンスビートを演奏するとタイトで機械的なダンスビートになります。
オープンサウンド
包み込まれるようなバスドラムの上質な低音が欲しい場合はオープンサウンドがとても有効です。
クローズサウンドよりもオープンサウンドの方が、見ているお客さんを躍らせる事が出来ます。
太鼓の鳴りは胸が高鳴りますからね!
そして、オープンサウンドはアコースティック感を強く出せる事も特徴。
椅子の高さと踏み心地
また、椅子の高さによって腰痛を起してしまったり、キックペダルを踏むタイミングが遅れてしまったりと色々な障害が発生しますので、椅子の高さ調整は気を付けたいポイントです。
椅子の高さに関して詳しくはこちらの記事
大きい音を鳴らすコツ
ドラムを含む打楽器を大音量で鳴らす為には、手も足も同じく瞬発力が必要になります。
力んでしまい無駄な力が入っていると痛々しい音になってしまい誰も喜びません汗
大切な絶対条件は、リラックスして力を抜く事です。
ドラムは両手両足を使いますので、あっちもこっちもになって力みやすい楽器です。
力まない為にはドラムの動きに脳を慣れさせる必要があります。
演奏する時、脳が全ての動きを把握できていれば力む事無くリラックスした状態で演奏出来るでしょう。
そうなるためには、常日頃から体の動きを感じ取りながらドラムを叩く事が大切です。
一番簡単な方法は、理屈や難しいことを考えずにドラムでたくさん遊ぶ事です。
ドラムに触れる時間を増やす事で、ドラムの動きに脳が慣れてきてリラックス出来るようになってきます。
リラックスした状態を作り出せていれば、瞬発力を発揮する事が出来ます。
私が解説でよく例えるのが、ボクサーのパンチです!
強烈な一撃を食らわせる為に全力の力で出したパンチは、力んだせいでスピードが遅く打つというより押すに近くなってしまい、強烈打になりません。
対戦相手をダウンさせるような強烈なパンチは、相手に当たるまでは力が入っていない状態で、パンチが相手に当たる瞬間に拳を握り込むのです。
私はそんな感覚でドラムを叩いています。
このままボクシングの話になりそうですので話を戻します!
ちなみに私はボクシングをやった事はありません汗
ボクサーの皆様失礼しました。
ドラムもボクシングと同じで、スティックがドラムヘッドに当たる瞬間に指を握り込んでドラムを鳴らしています。
あ、しかもこの記事はバスドラムの鳴らし方でしたね汗
でも、バスドラムも同じです。リラックスした状態(力んでない状態)であれば瞬発力を使って高速で足を動かす事が出来ます。
高速でビーターが動く事で大きい音が出せるのです!
そして、脳の意識の分配を上手に出来るようにしましょう。
手にばかり意識が行くとバスドラムが小さい音になり、足ばかりに意識が行ってしまうとスネアが小さい音になってしまう。
こんな状態にならない為に、常に手足をコンビで意識しながら沢山ドラムで遊んでください。
ダブルキックのコツ
リラックスしていて力んでいない状態だから足を高速で2回動かす事が出来るのです。
ダブルキックについて、私はずっと苦手意識を持ったままドラム歴20年が経っていました。
その頃に、そろそろケリを付けないといけないと思い立ち上がりました!
それから、多くの有名ドラマーの奏法を見て分析をする日々が始まり・・・・・・・
しかし・・・・・
正直、キックペダルを踏む足の動きは超速いので、誰かの動きを分析するのは不可能という事が解りました。
見抜けたとしても、スライド奏法なのかヒール・トー奏法なのかくらいですかね。
それが解ってからは人の動きを分析するのは辞めて、ペダルの構造を分析し始めました。
ペダルの構造と足の動きと、求められる音について長い間!数年かけて分析してきました。
そして!ついにやっと!ペダルのセッティング方法と効率の良い練習方法を作り出したのです!
効率が良いという意味は、身につく能力の数が多いという事と、自宅でも出来るという事です。
この練習方法を実践して1か月が経つ頃には、今までの悩みは何だったんだって思うくらい、しっかりと鋭いタイミングにダブルキックを踏める様になったのです。
実際に自分で実践してみて、めちゃくちゃ効率が良い練習方法であるを実感しました。
この練習方法を実践してからはこんな演奏もシングルペダルでしっかり踏める様になりました。
この練習方法は足と手を組み合わせて練習しますので、ドラムセットでも直ぐに応用して使う事が出来る、より実践的な練習方法なのです。
そして練習方法の目的は足の動きだけではなく
1.フットワーク強化
2.手足のコンビネーション
3.リズム感の強化
この3つをバランスよく能力アップする事が出来ました。
練習場所も必要なアイテムがあれば自宅で練習できます。
必要なアイテムは
1.ドラムチェアー
2.スタンド付き練習用パッド
3.キックペダル
4.キックペダル用練習パッド
5.メトロノーム
この5点があれば自宅でも質の高い練習ができますので、自宅スタジオを持っていない人でも全く引けを取らない練習が可能です。
私も自宅にこの5点を組んで練習しました。
足の動きも、質の高い練習をすれば物凄い速さで上達する事が証明出来ました。
この練習方法を多くのドラマーに実践してきただき、足の苦手意識を消して頂きたいと思っています。
テキストにはペダルのセッティング方法から練習時の感じ方や方法まで、初心者でも分かり安く解説してあります。
DARYLが作り出したオススメ練習方法はこちら!
ダブルキックが苦手だった私でもこの方法で足が急成長して演奏の幅が広がりました。
クリック
意識の分配!Do not white out.
Do not white out.
ドラムを叩いている時に、頭が追い付かなくなってホワイトアウト!コントロール不能になった経験はありませんか?
私は難解フレーズの練習中にホワイトアウトした経験が何度もあります。
無駄に考えすぎるからホワイトアウトするのですが・・・・・
この内容については深いので別の記事で解説いたします。
ホワイトアウトとは、言い換えると頭が真っ白になって意味が分からなくなる状態の事です。
ホワイトアウトしている状態では、何も身に付きません。。。。
練習する時も頭が体に追いついている状態が大切です。
今やっている事や体をどんな風に使っているかを把握出来ている状態、この状態が最も上手に演奏できる状態であり、最も上達する状態なのです。
これはバスドラムの奏法とは関係ないのでは?
それがそれが、関係あるのです。
ホワイトアウトと戦って脳を鍛える事がバスドラムに限らず良い音で演奏するのにとても大切なのです。
ドラムは両手両足を使う難解な楽器です。
手にばかり意識が行くとバスドラムが小さい音になり、足ばかりに意識が行ってしまうとスネアが小さい音になってしまう。
そして右手のハイハットだけはコントロール不能で超力んで爆音!涙
こんな状態にならない為に、常に手足をコンビで意識しながら全体をバランスよく見る事が大切なのです。
全体を把握しながら器用に演奏する能力は、理由は分かりませんが男性よりも女性の方が圧倒的に上手です!!
本当に不思議です!
女性マジすげ~!
あまり考えながら音楽をやるものではありませんが、練習の時は多くの事に気を配りながら練習しましょう。
鏡を見ればニキビが出来ている事が分かる様に、鏡を見ているかのように耳で自分の音を聴いてしっかりチェックしてください!
もし、自分の音が聴き取れていなければ、良い音を出せているかも分からないままで修正も出来ません。
練習の時は多くの事に気を配る事によって、脳がレベルアップして音をコントロールする事が出来るようになります。
それは正にバスドラムをしっかり踏める事に繋がります。
そして、周りを見て空気をよめる余裕のあるドラマーになる事が出来るでしょう。
しっかり歌えれば自分の能力以上の演奏が出来たりするのですが・・・・
この感覚については深いので別の記事で解説いたします。
おすすめのキックペダル
私の場合、多くのドラマーの場合ペダルが変わると大幅に自分の演奏が出来なくなります。
キックペダルのセッティングはそのくらい演奏に影響する重要なことです。
ペダルをきちんとセッティング出来れば、踏み心地が良くノンストレスで演奏できます。
そして、安物のペダルを使わないことです。
安いペダルを使うと、出来ない事を足ではなくペダルのせいにしてしまう場合があります。
未熟な技術力をペダルのせいにしてしまっていたら上達も出来ません。
お金を奮発して高価なキックペダルを購入される事をオススメします。
高価なペダルはドラマーを育ててくれますよ!
キックペダルの選び方、設定方法について
こちらの記事で詳しく解説しています。
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フットワークが苦手な方には本気でこのテキストがオススメです!
ダブルキックが苦手だった私でもこの方法で足が急成長して演奏の幅が広がりました。
初心者にも分かり安い解説で
練習に必要な必須アイテムはこれだけ!
これだけあればお家でも本格的な練習が出来ます。
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