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ドラム演奏とは5種類の基礎技術が組み合わせられて作られています!
その5種類の基礎的技術の中の1つであるドラッグはハイブリッドルーディメンツであるチーズにも応用されています。
ハイブリッドルーディメンツとは2つ以上のルーディメンツを融合させて作られたルーディメンツの事です。
ドラム演奏の中で表現力の幅を大幅にアップさせてくれるドラッグは、初心者には難関かもしれません。
何故ならドラッグとはシングルストロークの直前にダブルストロークで2つの装飾音符をつけるため、ダブルストロークを習得していなと出来ないからです。
ダブルストロークを習得した上でドラッグの大切な感覚を一つ一つ掴み取っていけば必ず出来るようになります。
ドラッグを速くする方はそういらっしゃらないと思いますが、スローで練習する事により多くの感覚を感じ取る事が大切です。
この記事では、ドラッグの練習方法を初心者にも分かり安いように詳しく解説いたします。
ドラッグの重要性
アクセントの前に装飾音符二つを付ける事でより多くの雰囲気を作り出すことが出来ます。
ドラム演奏とは5種類の基礎技術が組み合わせられて作られています。
多くのハイブリッドルーディメンツはドラッグの応用によって作り上げられています。
身についてない動きをドラム演奏の中で想像する事は難しい事ですが、ドラッグを覚えた途端に、全ての演奏の中にドラッグを想像する事が出来るようになります。
ドラッグの動きでドラムプレイを想像する事によって、今までよりも多くのバリエーションを表現する事が可能になります。
初心者の時期でもダブルストロークを習得してさえいれば、ドラッグの大切な感覚を一つ一つしっかり感じ取って身に着ける事で、ドラムフレーズの中で使いこなせるようになります。
また、ドラッグを応用した数種類のパターンを練習をする事で、楽曲演奏の中での使えるタイミングを増やす事が出来ます。
そうする事で、ご自分のドラム演奏の表現力は格段に良いものとなります!!
ゆっくりとしたテンポで自分が左右どちらの手で打っているのかをしっかり把握して、メトロノーム音と重なるタイミングをしっかり感じ取りながら練習する事が大切です。
ドラッグをしっかり身に着ける事で、全てのハイブリッドルーディメンツ練習をスムーズにすることが出来ます。
練習方法とコツ
全身を脱力させて、肩が落ちている状態で構えましょう!
練習用パッドやスネアで練習しましょう。
メトロノームを使用して練習して下さい。
メトロノームは4分音符のみを鳴らしましょう。
★ドラッグの基本的な動作
★高速で練習するよりもスローテンポでの練習の方が、多くの事を感じ取りやすいため効率良く上達します。
■動作1
左右のスティックの高さに落差を付けて構える!
高い方(ハイポジション)のスティックはアクセントの役割です。
低い方(ローポジション)のスティックは装飾音符の小さい音ですが、ドラッグの場合はダブルストロークになります。
■動作2
左右同時に振り下ろします!
この時に、ローポジションの左手が装飾音符として先に打面にあたります。またローポジションであるため小さい音量のダブルストロークになります。
ハイポジションの右手は遅れて打面にあたります。またハイポジションであるため大きい音量になります。
■動作3
動作1と逆のポジショニングをとる!
ローポジションから打った左手をハイポジションへ
ハイポジションから打った右手をローポジションへ
動作1と真逆のポジショニングをとります。
■動作4
左右同時に振り下ろします!
この時に、ローポジションの右手が装飾音符として先に打面にあたります。またローポジションであるため小さい音量のダブルストロークになります。
ハイポジションの左手は遅れて打面にあたります。またハイポジションであるた
め大きい音量になります。
ここまでがドラッグの基本的な一連の動作になります!
スティックを構える高さを変える事で音量差を出しながらタイミングもずらしています。
ドラッグルーディメンツのコツは、3音打っている意識ではなく2音打っている意識で叩く事が大切です。
楽譜ではこの様に書き表されます。
★練習から感じ取る感覚
▼ドラッグで一番大切なのはスティックのポジショニング
最初の構えから打った後のポジショニングに気を付けて、クセを付けてしまう事が大切です。
ハイポジションから打ったスティックはローポジションに待機させる!
ローポジションから打ったスティックはハイポジションに構えなおす!
▼音量差と音のズレ具合
音量差にはしっかりと左右メリハリを出してください。
装飾音符のダブルストロークが力が入って大きい音になってしまわないように気を付けると良いです。
音のズレ具合に関しては、慣れるまでは少し難しいと思います。
3打ではなく2打うっている感覚を掴んでください。
▼肘は動かさない方が良です。
こういった基礎ルーディメンツの練習目的は、主に手首と指を器用にするためにあります。
肘を固定する事で、手首と指をより多く動かせる事になり、より良い上達に繋がります。
音が良くなければ使える場所がありません。。
フラムの種類
こういったパターンをドラムビートの間のフィルインで使う事で多くのニュアンスを表現する事が可能になります。
1.シングルドラッグタップ
シングルドラッグタップは最初のドラッグにアクセントが無く、その次の8分音符のタイミングにアクセントがあります。装飾音符を打った手でアクセントを打たなければならない為、注意すべきは装飾音符を叩く時に力が入ってしまわないようにしましょう。
慣れるととても簡単に出来るようになりますので是非トライしてみて下さい。
2.ドラッグパラディドル
ドラッグパラディドルはパラディドルの1打目がドラッグになったパターンです。
パラディドルが何か別の雰囲気に聞こえるかと思います。
こういった技術をドラムセットに当てはめれば多くのニュアンスを表現する事が出来ます。
3.シングルラタマキュー
これが有名で良く知られているラタマキューです。
ラタマキューはドラッグで始まる3連符がありますので、3連符のタイミングを綺麗なタイミングで叩きながら、アクセントとそうでないところの音量差にも気を付けて練習して下さい。
4.ダブルラタマキュー
ラタマキューにドラッグを1つ付け足したパターンです。
ラタマキューが出来ていれば、ダブルラタマキューはそう苦労しないパターンかと思います。
まとめ
ドラッグはダブルストロークを習得した上で、手順通りにしっかりやれば初心者ドラマーでも直ぐになれます。ただ、ドラム演奏の中で使いこなせるまでには少し時間がかかるでしょう。
毎日コツコツ練習を続ける事で必ず出来るようになります。
ドラム演奏を作り上げる5種類の基礎技術の1つですので、しっかり練習してスティックを打つ前と打った後のポジショニングのクセを付けて下さい。
大切な事は
・スティックのポジショニング
・左右の音量差をしっかり明確にする。
・音のズレは3打ではなく2打の感覚
・装飾音符のだグルストロークは力を抜いて優しい音
そして、自分のどの部位が動いているのかを、頭の中で把握している事が上達に直結します。
速いテンポで鬼の様になって打込む練習には効果がありません。
どうかスローテンポで多くの事を感じ取りながら練習して下さい。
皆様のドラムライフがより豊かになる事を願います。
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