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スネア

【おすすめ】スネアの選び方|シェルの材質・サイズと音

☆DRUMMER☆彡
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ドラマーの顔と言っても過言ではない【スネアドラム】には多くの種類があります。
そして楽器は生き物のようにそれぞれに個性を持ち、それぞれの音があります!
本当に良いスネアが欲しい場合は現物を試打される事を強くオススメします。
皆さんが最高のスネアに出会えることを願っています。

ウッドシェルとメタルシェルの特徴

1.ウッドシェルとメタルシェルの特徴
■ウッドシェルスネア
ウッドシェルスネアはその名の通り木製のシェルで作られたスネアです。

木材の温かみがある音が特徴です。
そのため、アコースティックな音楽に向きます。
もちろんポップスや歌もののバックで演奏するときや、ソールやブルース、ジャズなどの様にダイナミクスが豊富な演奏でもおすすめです。
ロックやハードロックにも使われるオールマイティな材質で、ドラマーの叩き方次第では万能に対応できます
材質が木材であるため金属シェルよりもアコースティックよりな温かいサウンドが鳴るという事です。

私は個人的にウッドシェルスネアの方が好きです。

ウッドシェルスネアは高温に注意しなければなりません。
真夏の超高温になった車の中に置き忘れると、一回でもシェルにヒビが入る事もありますので、決して車中保管はしないよう注意が必要です。
※種類
メイプル、バーチ、ブビンガ、マホガニー、ビーチ、欅など


■メタルシェルスネア

メタルシェルスネアはその名の通り金属のシェルで作られたスネアです。

音量とアタックが出しやすいイメージで。打ち込み系ドラムのヒップホップやレゲトン、かんかん鳴らしたいレゲェ、爆音を要するロックやメタルバンドで良く使われます。
※種類
スチール、ブラス、アルミ、ブロンズ、カッパー、チタンなど

ウッドシェルスネアの材質と特徴

2.ウッドシェルスネアの材質と特徴
■メイプル|Maple/楓(かえで)
|高音☆  低音〇  抜けの良さ☆|
メイプルシェルはドラムセット全ての定番です。

ドラムだけでなく多くの楽器に使われており万能な材質と言っていいのがメイプル。
ハードメイプルとソフトメイプルがあり、北米産のハードメイプルが主流になっています。
木目がとても美しく、バーズアイやキルトなどの木目はシェル合板の化粧板として使われます。
明るく抜けの良いサウンドが特徴で幅広いジャンルで使うことができます。
初めてのスネア購入をされる方にはメイプルシェルのスネアがオススメ!


■バーチ|Birch/樺(かば)
|高音〇  低音☆  抜けの良さ〇|
バーチはメイプルの次に多く使われ、メイプルよりもロー(低音)が強い材質です。
タムやバスドラムにバーチを使うと上品な低音を得られるため、私はドラムセットはバーチを使い、スネアは明るく抜けの良いメイプルを使用して音にメリハリを出しています。


■ブビンガ|Bubinga
|高音△  低音☆  抜けの良さ△|

アフリカに自生する硬質の木材で、バーチよりもロー(低音)が多い材質です。
太く丸みのある音は絶品!高価な欅の代わりに代用される事もあり、和太鼓などにも使われている材質です。エキゾチックな木目がカッコイイ!

■マホガニー|Mahogany/桃花心木(まほがに)
|高音△  低音〇  抜けの良さ△|

マホガニーはメイプルやバーチ、ブビンガに比べると柔らかい木材で、多くの楽器によく使われています。温かく丸いサウンドで、比較的バランス良いサウンドが得られます。ビンテージサウンドを作るために使われる事もあると言います。


■ビーチ|Beech/橅(ブナ)
|高音△  低音△  抜けの良さ×|
ビーチはアタックが抜けません。
クラシックや吹奏楽の様なエッジの少ない音を求められる音楽に合っています。

ビーチ材のスネアと言えばSONARとネギドラムです。
私が初めて買ったスネアはネギドラムのビーチスネアでした。未だによう使っていません。


■オーク|oak/楢(なら)と樫(かし)を総称してオーク
|高音△  低音☆  抜けの良さ△|

オークは非常に重く硬い木で、パワフルなサウンドが魅力。スネアドラムに使った場合低音の効いた重厚でパワフルな音色が特徴。
オークのドラムスティックも発売されていますが、とっても重くてハードな音楽向けです。スティックについて詳しくはこちら
和太鼓のにもよく使われる木材です。


■欅|Keyaki
|高音△  低音☆  抜けの良さ△|
日本ではCANOPUS、海外ではSONORが発売する欅シリーズ。欅は芯が太く、インパクトのあるサウンドが特徴で、ヌケが良く、高音から低音まで上質の最高のサウンドが得られます。音に見合ってはいますが値段が桁違いに高価です。


■ラッカーフィニッシュ
ラッカー塗装仕上げの事をいいます。
オープンな鳴りですが、ラッカーの厚みがあるほど音は締まった音になっていきます。
近年の塗装技術も相当な進化を遂げており、様々な芸術的カラーが施されています。また見た目もピカピカでカッコイイのでオススメです。


■オイルフィニッシュ
ナチュラルな木目にオイルを塗って光沢を出しただけの状態で、ラッカーフィニッシュよりもナチュラルな木の鳴りを生かしたフィニッシュです。
木の鳴りを最も引き出せるフィニッシュです。


■カバリングフィニッシュ
シェルの上にカバーを張り付けたフィニッシュで、どのフィニッシュよりも音に締まりが出るフィニッシュです。鳴りの良さを求めるのならラッカーフィニッシュかオイルフィニッシュがオススメです。
私のドラムセットはカバリングフィニッシュですが、特に何の問題も無く良い音です。

メタルシェルスネアの材質と特徴

3.メタルシェルスネアの材質と特徴

■スチール|Steel/鋼(はがね)
|高音☆  低音△  抜けの良さ〇|
メタルシェルの中ではもっともポピュラーな素材です。素材が安いのでビギナーズモデル安価で良い音の物も多いです。


■ブラス|Brass/真鍮(しんちゅう)
|高音〇  低音☆  抜けの良さ☆|
明るく煌びやかであるため、多くの管楽器に使用されている材質です。
スチールよりも音量が大きいイメージです。


■アルミ|Aluminum
|高音☆  低音〇  抜けの良さ☆|
アルミニウムは錆びにくくて軽いのが特徴!
スチールよりも音量は小さいですが、音のキレがよくサスティーンの少し短めです!
バランスの良いサウンドでレコーディング現場で使われることが多い材質!
Ludwig Supraphonic LM400 や Ludwig Supraphonic LM402が鉄板の名器です。


■ブロンズ|bronze/青銅(せいどう)
|高音△  低音〇  抜けの良さ△|
音色が少し硬いイメージがあります。少々中低音域が多めで太い音よりです。
スチールより音量があります!


■コッパー|Copper/銅(どう)
|高音△  低音△  抜けの良さ△|
ティンパニにも使われている材質!
高音域が少なめの丸い音色です。メタルシェルなのにウッドシェルみたいって言われたりします。音量はスチールより小さいイメージ!


■チタン|Titanium
|高音☆  低音☆  抜けの良さ☆|
チタン製スネアは、大音量高音圧が魅力です。子供や女性でも容易に大音量が出せます。
スチールよりも大きい音量のイメージです!
ただなかなか無い品で、おまけに高価です。

ウッドとメタルのハイブリッドスネアが超オススメ

4.ウッドとメタルのハイブリッドスネアが超オススメ

このスネアは私がメインスネアにしているdw edge1405”
14インチで深さが5のスネアです。
音の立ち上がりがめちゃくちゃ速いので初心者にはコントロールが難しいです。
繊細なタッチを駆使した演奏をする上級者向けスネアです!

音質はメイプルの明るい音に加えブラスの金属音が程よく加わり、5インチの割にサスティーンが長いです。
私のYoutubeコメントでも確認できますが、皆様に高評価頂いてます
サウンドはこんな感じです。
DARYL’s Drum Solo


 
ドラムソロの譜面はこちら👇から販売しています!


良い音は叩き方8割です!

スネアの叩き方!良い音の鳴らし方はこちらの記事
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チューニング方法はこちらの記事
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スネアの口径深さ・定番サイズ

5.スネアの口径と深さ・定番サイズ

スネアの口径と深さはスネアの音作りに一番影響するところです。

スネアの表記

口径が14インチ             口径  深さ
深さが5インチのスネアの場合       14 × 5 

この場合品番は”1405”とついてる事が多いので、慣れてくると品番を見てサイズが分かる様になります!


【胴の深さ】スネアの一般的な深さは”5.0〜6.5”

ドラムは、胴が深いほど音が伸びます。
叩いた振動が上下のヘッドを行き来する時間が長くなるためです。

その逆で胴が浅いとサスティーンは短くなりアクセントが目立つようになってきます!
基準の深さは”5,5”で「ゴーハン」と言ってます!
5.5より深いと深胴、5,5より浅いと「アサドウ」とは決して言いません。
浅めって言ってます!

スネアの中で最も胴が浅いスネアピッコロスネアと言います。
胴の深さは4”です。


■【口径】スネアの一般的な口径は”14”

口径の種類は10・12・13・14とありますが、メインスネアにするのは14インチが一般的です。

口径が小さくなるにつれてピッチが高くなり音量は小さくなっていきます。
口径の小さいスネアをサイドスネアとしてエフェクト的に使うと、ビートの雰囲気が劇的に変化しますので、音楽的に効果的です。

ラグの数

6.ラグの数

ラグとはスネアのシェルに付いてる、スネアをチューニングするボルトを支えるものです。ラグはスネアの胴に直接接着しているので、数や種類によってスネアの音に影響します。

ラグの数の一般的な個数は10テンションですが、8テンションのスネアもあります。
ラグの数が多いほど、スネアのチューニングは安定します。

ラグの数が少ない8テンションのメリットは、胴に接着するものが少ない分、10テンションよりもオープンな鳴りになるイメージです。鳴りが損なわれないという事です。

ですが、ブリッジタイプの場合、接着面を極端に少なくした仕様ですので、ラグの数だけでは何とも言えません。

セパレートタイプの場合がっちり密着しますのでミュート効果は大きくなり引き締まったタイトな音になります。

フープの種類と特徴

7.フープの種類と特徴

■ダイカストフープ

鉄を方に流して作られたガッチリとしたフープ
厚さは2.5~3.0mmで、厚めなので頑丈な印象です。


■プレスフープ・トリプルフランジフープ

プレスフープはその名の通り、一枚の金属板をプレスして伸ばして成型しています。
厚さは1.6~2.3mmとやわらかい印象です。
トリプルフランジフープと呼ばれることもあります。


■ウッドフープ

ウッドフープは木製のフープです。
金属製と比べると太くて温かみのあるサウンドです。
アタックが極端に減少するため、胴鳴りが豊かに感じます。
リズムにエッジを利かせるビシッとしたビートには不向きですが、アコースティックなゆるい雰囲気にはピッタリのフープです。

スナッピー

8.スナッピー


スナッピーとはスネアサイド(スネアの裏側)に取り付けた響き線のことです。

スナッピーの種類でスネアの音は大幅に変わります
私も初めてスナッピーを交換した時はビックリしました!

スナッピーの種類と音についてはこちらの記事
👇クリック👇

スネアの選び方まとめ

9.スネアの選び方まとめ
私がスネアを選ぶ時に最も重要視していること!
実は見た目です!!(笑)
まず、見た目から入って、次は音質を聴いてみます!
このスネアdw edge1405”は16年前に一目惚れして購入した私の一番の相棒です!
試打もすることなく購入したので、上級者向けだという事に気が付いたのは購入した後でした。
音の立ち上がりが早くて、繊細なタッチにも繊細に反応しますので、いい加減なゴーストノートは入れられません。
上手い下手の違いを分かりやすく教えてくれるスネアです!
このスネアをコントロールする奏法を覚えていくうちに、繊細な演奏が出来るようになり上達することが出来ました!
自分につり合わない楽器を購入したために、楽器に育ててもらえました!!
それから、カッコイイと思うスネアを使うと、愛着がわきますし、他のスネアに目移りせずにいつまでも大切に使えます!
値段について、私はいつも高価なもを選んでいます
安価なものはやはり音もそれなりで飽きるのも早い!
具体的に言うと、安い楽器はチューニングレンジが狭いので出せる音が少ない事が多いです。
チューニングレンジとは、そのスネアが良い音で鳴るチューニングの幅の事です。

それから、高価な良質の楽器を使えば、上手く演奏できない時に、楽器のせいにすることなく、自分の技術のみを疑うことが出来ます

もの凄く安いスネアが良い音で鳴らなかったら、楽器のせいにしてしまいます!
実際のところ、2万円のスネアを上手いドラマーが叩くと、30万円のスネアに見えるほどいい音で鳴らせます!
良い音は叩き方8割です!

また、楽器は生き物ですので、同じシリーズでも音に個体差があります!
是非、楽器屋さんに足を運んで試し打ちをさせてもらってください!

皆さんが素敵なスネアに出会える事を願っています。

スネアの叩き方!良い音の鳴らし方はこちらの記事
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ドラムセットの選び方はこちらの記事
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チューニング方法はこちらの記事
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