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スナッピーひとつでスネアは別物になる!!
スナッピーの取り付け、調整方法を詳しく解説します。
スネアが生まれ変わる超おすすめスナッピーもご紹介いたします。
スナッピーの種類と材質
1.スナッピーの種類と材質
スナッピーはワイヤーの材質や本数によってサウンドが大きく変わります。
まずは、それぞれの材質について見ていきましょう。
この中で一番明るい音が出るのがスチールでしょう。
メタルシェルのスネアに向いていると言われています。
どちらかというと、ロックやポップの様な大音量の音楽向きです。
スチールに比べ
材質が柔らかい為、金属質ではない柔らかい音色が特徴。
ウッドシェルスネアに向いていると言われています。
どちらかというと、アコースティックな音楽にはブラスワイヤーのスナッピーをお勧めします。ブロンズはスチールやブラスに比べて良い気が強く、カラッとした明るい音は出にくい材質です。
しかし音量は大きいので、ロックやハードロックのパワー系ドラマーに向いています。
”20本~24本”が一般的でナイスサウンドです。
最近では42本のスナッピーも発売されております!
ワイヤーが増えるほどスナッピーから発生するバズ音は増えますが、同時にスネアの胴鳴りをミュートしてしまいます。求めるスネアサウンドに応じて多用してみて下さい。
スナッピーのベルト
2.スナッピーのベルト
スナッピーをスネアに取り付けるための部分で、ひもとテープ(プラスティックフィルム製)があります。
耐久性に違いがあるのは一目瞭然ですが、音にもかなりの違いが出ます!
■ひも
ひもはテープに比べ柔らかく弾力性もあるため、スナッピーを押さえつける力が弱くなります
そのためスナッピーサウンドは自然の鳴りで良くなります。
欠点を上げるとすれば、耐久性が弱く切れやすいところだけです。
スネアの鳴りを良くしたい場合はひもがオススメです。
■テープ
テープは材質がひもに比べて伸縮性が少ない為、スネアサイドやスナッピーの鳴りを止めてしまいます。しかし、耐久性抜群で、切れてしまう事はまずありません。
スネアの鳴りを抑えたい場合はテープがオススメです。
スナッピーの取り付け方
3.スナッピーの取り付け方
スナッピーの取り付け方は手順を覚えれば初心者でも簡単に取り付けが出来ます。
■スナッピーの表裏
表裏は間違えないようにご注意ください。
ひも又はテープは写真の様に、ヘッドへの接着面と逆の側から通してください。
一番締めた状態と一番緩めた状態の中間くらいに調整する。
手順3.スナッピースイッチの無い方から取り付ける
スナッピーの端っこの位置をシェルとかぶる位置、だいたいフープから1㎝~1,5㎝の場所に合わせる。
チューニングキーで土台のボルトを緩めると外れるので、溝のある部分にひも又はテープを合わせる。
外した金具でひも又はテープを挟んで
チューニングキーでボルトを締めれば出来上がり。
手順4.反対側の調整スイッチの方にも土台があるので同じ手順で取り付ける
注意
ひも又はテープを張りすぎて取り付けると、スナッピーをオンにする事が出来なくなります。少し余裕のある張り具合いにして取り付けてください。
思いっきり張って取り付ける場合は、スナッピーをオンの状態にしてから取り付けましょう。
手順5.取り付けが完了したらスナッピースイッチをオンにして、調整ネジを回してスナッピーの張り具合を好みに微調整する。
取り付け完了です。
メーカーによって多少形状が違いますので、方法が分からない場合はスネアメーカーのホームページをご覧ください。
チューニング方法はこちらの記事
👇クリック👇
スナッピーの調整
4.スナッピーの調整
スナッピーはスナッピースイッチのボルトを回して張り具合を調整します。
スナッピーの張り具合でスネアの音はかなり変わります。
好きな音に不正解はありませんので、演奏する音楽ジャンルや、雰囲気によってご自分の好みで調整してしましょう。
私の場合はスネアのゴーストノートを多用する奏法が多く、音粒の輪郭がはっきり聞こえる方が好きなので、張り具合強めにセッティングしています!
スナッピーを緩くすると、ロールやルーディメンツが上手に聞こえますので、初心者の方は弱めにセッティングした方が気持ちよく演奏できるかもしれません。
強めに張るほど
スナッピーバズ音のサスティーン(音の伸び)は短くなる
弱めに張るほど
スナッピーバズ音のサスティーン(音の伸び)は長くなる
超おすすめスナッピー
5.超おすすめスナッピー
最後に私の超おすすめスナッピーのご紹介です。
私の愛用品でもあり、スネアのサウンドが激的に良くなりますので是非お試しください!
カノウプス・ヴィンテージ・スネア・ワイヤーは、ヴィンテージ・スリンガーランドのスネア・ワイヤーを正確に成分分析し、同一素材を採用。量産が非常に難しい線径0.5mm、線外径1.35mm、ピッチ3.4mmのオリジナル形状を忠実に再現しました。また、我々はヴィンテージ・スネア・ワイヤーを製作していくに当たり、スネア・ワイヤーを止めているエンド・プレートがスネア・ワイヤーの繊細さを決定づける大きな要因であることを認識し、様々な厚さや形状のエンド・プレートを製作し幾多のテストを繰り返しました。
ドライ (DR) とクロームプレート (NP) の二種類からお選びいただけます。DR:メッキ無し
ドライではぎれのよいサウンド
NP:クローム
メッキ仕上げ(耳障りな高倍音をカットしつつも、倍音成分が多くソフトでふくよかなサウンド)
サイズは”14インチ””13インチ””12インチ””10インチ”
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■14インチスネア用
クローム
CPSL-14NP
ドライ
CPSL-14DR
■13インチスネア用
クローム
CPSL-13NP
ドライ
CPSL-13DR
■12インチスネア用
ドライ
CPSL-12DR
■10インチスネア用
ドライ
CPSL-10DR