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ドラムヘッドとはドラムの打目に張られた皮の事を言います。
ドラムヘッドの種類によってドラムの鳴り方はかなり変わります。
しかし、種類が豊富にありすぎて、どのヘッドを使えば自分が好きな音を作れるのか、なかなか分かりません。
ドラムシェルとドラムヘッドの相性もありますので、何種類も試しに使ってみる事が大切です。
最高の音を鳴らす為にドラムヘッドについて詳しく解説します。
記事を読めばヘッドの事はパーフェクト!
主なドラムヘッドメーカーと特徴
■ドラムシェルの良さを生かすREMO社
ドラムヘッドの王道メーカーREMO社。
REMO社のヘッドはドラムシェルの材質特性を生かしてくれるのが特徴です。
拘りを持って材質を選んだドラムシェルであればREMO社のドラムヘッドをオススメします。
チューニングレンジも幅広く、ローピッチからハイピッチまで安定したチューニングが得られます。
以下このページではREMO社のヘッド規格(厚みや種類)を基準に解説いたします。
EVANS社独自の開発”レベル360テクノロジー”は、ドラムヘッド表面のテンションをドラム周り360度均等に広げられるように設計されています。
EVANSヘッドを付けるとEVANSの音になるというドラマーも多い。
DARYLもエンドース契約させて頂きお世話になっているドラムヘッドメーカーです!
2011年オリジナルブランドとしてスタートした「aspr」
ヘッドは全て栃木県の自社工場で作られており、正真正銘の「MADE IN JAPAN」
一枚一枚、職人の手により丁寧に作られており、その品質の高さも他社に引けをとりません。
asprヘッドは、ヘッドのフープに「鉄芯」を使用しており、 更にヘッドのフープへの固定には「カシメ」と呼ばれる方式を採用。
一般的に他社で使われるヘッドのような接着剤の固定では無い「ASPRロック方式」が特徴。
※ASPRの豊富なラインナップ
・ORIGINシリーズ
・SL(Synthetic Leather)シリーズ
・LC(Leather Coating)シリーズ
・ST(Standard)シリーズ
・カスタムオーダー
aspr アサプラ / TE-01C RED SL HEAD 14インチ スネア用 ドラムヘッド【お取り寄せ商品】 価格:7,590円 |
ドラムヘッドの種類と特徴
触った感じはザラザラしています。 このコーティングが適度なミュート(倍音カット)となり、サスティーンを調整し締まった音にしてくれます。 主にスネアドラムに使われる仕様です。
・クリアー
フィルムの上に何のコーティングもしていない状態。
サスティーンが長く、主にドラムセットのタム類に装着される事が多い。
1枚のフィルムで作られているヘッド
※2PLY
フィルムを2枚重ねて作られているヘッド
■DIPLOMAT ディプロマット
1ply 0.7mil
ドラムヘッドの中で最も薄いヘッド
高音が強くサスティーンが長いのが特徴
繊細なタッチも細かく再現出来るためjazzドラマーの使用が多いヘッド
薄いがゆえに痛みも早い
■AMBASSADOR アンバサダー
1ply 1mil
一般的に標準とされる厚みのヘッド
アタック、サスティーンともにバランスよく鳴るヘッド
ロックからジャズまで幅広く使用されています。
ヘッドの痛む速さはこれが標準です。アンバサダーを基準にします。
■EMPEROR エンペラー
2ply 1.4mil (DIPLOMAT 2枚分)
こちらはフィルムを2枚重ねにして厚みを出したタイプ。
アタック感が強調されサスティーンは短めの締まった音質
パワーを要するジャンルに向いているヘッド
最も耐久性に優れている。長く使えるかどうかは音と相談
■VINTAGE AMBASADOR
2ply 1mil
ヴィンテージ風な丸みのある音が特徴
ミドルレンジが強調された落ち着いた音を得意とするヘッド
バラードなど落ち着いた歌ものバック演奏に向いている
■AMBASSADOR X
1ply 1.4mil (EMPERORの厚みで1ply)
アンバサダーを改良して作られた1PLYエンペラーと言ってもいい
1PLYでエンペラーと同じ厚みを出したヘッドで、アタックやパワーはエンペラー同様、1PLYであるためエンペラーよりもサスティーンが長く良く鳴る。
厚いがゆえに耐久性にも優れている。
ダブルフィルム構造で倍音を抑え、ヘヴィでパワフルなサウンドを発揮する打面用ヘッド。音色はあまく、幅広いチューニング・レンジでバランスの良いレスポンスを発揮。特に低域の充実したサウンドが魅力だ。
■CSヘッド
コーテッド(A)のフィルム裏面にブラックドットを装着し耐久性をアップ。インパクトのあるアタック音が特徴。
■パワーストローク
スネアサイドとはスネアの裏側に張るヘッドの事で、厚みはフロントへどよりもかなり薄く作られている。
薄い作りの理由としては、スネアの裏側に装着されたスナッピーの音を引き立てる為です。
スネアサイドにも厚みの種類が準備されているので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
低音とハイがぬけたラジオの音の様なサウンド
ヘッドが薄い分スナッピーのサウンドが大きいのが特徴
スナッピーのサウンドも良く、ハイ、ロー共に良く鳴るバランスの良いサウンド
ヘッドに厚みがある分スナッピーサウンドが極めて弱い
サウンドは低音が効いていて、パワーヒッター向けのヘッド
スネアヘッドのおすすめ組み合わせ(ジャンル別)
ジャンル別にオススメの組み合わせをご紹介いたします。
※以下のおすすめヘッドは全て14インチサイズです。
■ペア1
万能タイプセットアップ
フロント
REMO / 114BE コーテッド エンペラー 14インチ ドラムヘッド [BE-0114-JP]【定番】【横浜店】 価格:2,156円 |
REMO 114SA [Snare Side Ambassador 14″] 価格:1,466円 |
■ペア2
音量と耐久性アップ
パワーヒッター専用セットアップ
フロント
パワーストロークコーテッド
REMO/コーテッド《レモ》 P7-114 [Powerstroke 77 Coated] 価格:3,080円 |
スネアサイド
アンバサダークリア
REMO 114SA [Snare Side Ambassador 14″] 価格:1,466円 |
■ペア3
音量と耐久性マックス
カンカンに張るドラマーにオススメ
フロント
アサプラSLヘッド
aspr アサプラ / TE-01C RED SL HEAD 14インチ スネア用 ドラムヘッド【お取り寄せ商品】 価格:7,590円 |
スネアサイド
アンバサダークリア
REMO 114SA [Snare Side Ambassador 14″] 価格:1,466円 |
王道の最高のセットアップ
アンバサダーコーテッド
REMO 114BA-00 [Coated Ambassador 14″ / Clear Film] 価格:1,645円 |
アンバサダークリア
REMO 114SA [Snare Side Ambassador 14″] 価格:1,466円 |
■ペア2
REMO/コーテッド《レモ》 AX-114 [Ambassador X 14″] 価格:2,079円 |
スネアサイド
アンバサダークリア
REMO 114SA [Snare Side Ambassador 14″] 価格:1,466円 |
落ち着いたヴィンテージサウンドで歌を引き立てる
アンバサダーヴィンテージコーテッド
REMO VA114 Vintage Coated Ambassador ドラムヘッド ヴィンテージ コーテッド 【アンバサダー】 【14インチ】 【レモ】 価格:2,816円 |
スネアサイド
アンバサダークリア
REMO 114SA [Snare Side Ambassador 14″] 価格:1,466円 |
繊細なタッチとハイの効いたサウンド
フロント
ディプロマットコーテッド
REMO Coated D(ディプロマット) 14″(35cm) 〔114BD〕(ドラムヘッド)レモヘッド【ONLINE STORE】 価格:2,227円 |
スネアサイド
ディプロマットクリア
REMO/スネアサイド《レモ》 114SD [Snare Side Diplomat 14″] 価格:1,848円 |
ドラムヘッドの交換時期
ドラムヘッドの交換時期ってなかなか難しいですよね。
ドラムヘッドは使っているうちに伸びてきます。
ヘッドの伸び具合を見て交換時期を決めましょう。
まず最初に伸びる時といえば、新品を張った時に伸びます。
新品張りたてはヘッドが伸びてチューニングが安定しないので、翌日以降もう一度しっかりチューニングします。
次第に使っているうちに鳴りが悪くなってきます。
この時にチェックしたいのがヘッドの伸び具合です。
まずチューニングボルトを全てゆるゆるになるまで緩めて下さい。
その時にヘッドに歪みが無い場合はチューニングし直せば大丈夫です。
しかし、写真のヘッドの様に凹みや歪みがある場合、この時が交換時期です。
こうなってしまうと、チューニングしても良い鳴りが得られません。
特にローテンションチューニングでは全く鳴りません。
カンカンになるまで思いっきり張ってあげれば何とか使える時もありますが、MAXハイピッチでは楽曲に合いません。
やはり交換時期です。
この経験を積んでいけば、誰でも音で判断出来る様になってきます。
毎日ドラムを叩くDARYLは1か月に1回は交換しています。
チューニング方法はこちらの記事
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